モル凝固点降下の値が5.12 K・kg/molと与えられている。
もし凝固点降下の式を忘れても、単位から式を組み立てられるようにしよう。
有機化学と理論化学の融合問題も出題される可能性があるので、
理論化学も不得意分野は潰しておきたい。
ケト・エノール互変異性体は、
アセトアルデヒドとビニルアルコールで覚えているはず。
最後の問題ではケト型の1,3,5-シクロヘキサトリオン(フロログルシン)の構造を問われている。
物質名がわからなくても構造をかけるようにしたい。
1,3,5-トリヒドロキシベンゼン(フロログルシノール)は芳香族であるため、
エノール型でもケト型より安定になる。